Genre Guide
ストーリープレイングとは?
マーダーミステリー・TRPGとの違い
「ストプレ」という呼び方は聞いたことがあっても、実際どんな遊びなのかは調べてもわかりにくいジャンルです。この記事では、隣接ジャンルとの違いを軸に、できるだけ具体的に説明します。
最終更新: 2026年9月
結論・一言で言うと
ストーリープレイングとは、推理もダイスも勝敗もない、物語をみんなで演じて追体験するジャンルです。決まった結末に向かって、キャラクターの気持ちをその場のトーク(会話)で表現していく——謎解きゲームというより、参加型の朗読劇に近い体験です。
生まれた経緯
最初の作品は、しゃみずい氏が2020年10月に発表した『銀の瞳の君を求めて』。「ストーリープレイング」というジャンル名自体は、作品が出来上がった後に盟友の「きつねさん(久保よしや)」が名付けたものだと、しゃみずい氏本人がnoteで明かしています。
この記事はジャンルの生みの親ではなく、初めて聞く人向けの案内役として書いています。呼び方や解釈の細部は、原典や各制作者の説明を優先してください。
マーダーミステリー・TRPGとの違い
「マーダーミステリーとの違いはわかるけど、TRPGとの違いがわからない」という声をよく見かけます。分かれ目は「結末が変わるかどうか」です。
| 目的 | 謎を解き、犯人を当てる | ルールの中で物語を作る | 物語を演じ、感情を追体験する |
|---|---|---|---|
| 結末 | 推理次第で解明できる/できない | 判定次第で分岐する | あらかじめ決まっている |
| 判定・ダイス | 証拠と論理で判断 | あり(成功/失敗を左右する) | なし |
| 対立構造 | あり(犯人 vs 探偵) | 作品による | 基本的になし |
| 重視するもの | 論理的思考 | 選択と駆け引き | 共感・没入 |
※ 個々の作品には例外もあります。ここでは典型的な傾向として整理しています。
実際どんな進行になるか
- SCENE台本に用意された「場面」が順番に提示される。次に何が起きるかは自分では選べない
- TALKその場面でのキャラクターの気持ちを、自分の言葉でその場の相手と会話する
- 変わるもの結末そのものではなく、そこに至るまでの感情表現や関係性の温度感
- いらないもの複雑なルールブック、判定システム、勝ち負けの概念
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告別詩
殺人のない、青春ラブストーリー型のマーダーミステリー。犯人を探す謎解きは無く、10年前に置いてきた感情との再会がテーマです。ストーリープレイングと同じく「結末より、そこに至る気持ち」に重心を置いた作品です。
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